「テクニカル分析」を上手に活用する

 FX取引きを行い、資産を運用して利益を上げていこうとするのであれば、やはり売買している通貨の価格が決定されている、外国為替市場に目を向ける必要があります。

外国為替市場の為替相場は、通貨を発行する国の経済動向や政治の状況にその価値が左右されます。
また、これだけではなく、近隣諸国との関係性や、テロ、戦争などの地学的リスクから大きな自然災害、果ては為替市場に参加している世界中の投資家たちの思惑などが複雑に絡み合いながら、秒単位で変動を繰り返しているのです。

このような値動きの変動を直接に読み解いていく為には「テクニカル分析」というものを用いていくと効果的です。

テクニカル分析には、分析したい要件や、その状況に合わせて色々な手法が存在しています。
例えば、過去の為替相場の数値を図表化して視覚的にまとめた「チャート図」や、為替の数値を数式にあてはめて導き出した指数を参考にする「テクニカル指標」、為替レートの値動きの流れの方向や強さを計る「トレンドフォロー系」、相場での売り気配や買い気配を見る「オシレーター系」などに分類されています。

現在では、取引きを行うために使っている取引システムツールソフトの中に、こうしたテクニカル分析があらかじめ入っているものも多いので、それらを参考にして見方を覚えていきましょう。
ただし、たくさんのものを同時に覚えようとすると大変になってしまいますので、まずはよく使われている「ローソク足チャート」など、基本となるものを自分で決めて、そのテクニカル分析から覚えていく事をお勧めします。

また、一つのテクニカル分析でも、分析を行う期間を設定できるものもあり、例えば日単位で分析したものと、週単位で予測したものとを組み合わせて使うことで、新たな解釈ができるものもあるので、まずはいろいろ使ってみて、覚えていくことをお勧めします。

このようにして一つのテクニカル分析を使えるようになったら、二つ目、三つ目と数を増やしていき、それらの結果を組み合わせ包括的に為替レートを解釈していきます。
こうすることで分析の精度が上がっていきますので、より正確に為替レートの変動を予測することが出来るようになるでしょう。

もちろん、テクニカル分析を行ったからといって予測が必ず当たるわけではありませんが、予測を行うことで、投資にしっかりとした根拠ができるため、取引きに曖昧さが無くなり、万が一予測が外れた場合にも、素早く損失を確定するという決断もしやすくなるため、FX取引を行う際には、ぜひテクニカル分析を使用することをお勧めします。